今週の一本 「誠鏡 生貯蔵酒 300ml」
評価点★★★☆☆
このお酒の造り手、中尾醸造は、広島県の中央瀬戸内海側に位置する竹原にあります。
竹原は古くから栄えた港町で、北前船が隆盛の頃は、海産物問屋などの豪商が犇いていました。
竹原の町を訪れると、今も、隆盛だった頃当時の町並みを観光できます。中尾醸造も、町と同じく古い酒蔵で、明治が始まった頃創業の、由緒ある蔵元です。
今回ご紹介する「誠鏡 生貯蔵酒」も、昔ながらの手造りで醸されたお酒です。
広島の酒らしく、旨みのある、コク豊かなお酒。
吟醸酒を思わせる、りんご、熟したフルーツの香り豊かなお酒です。
その分、生貯蔵酒特有の、舌の上で弾けるようなフレッシュさ、喉越しの良さは
あまり感じられず、料理と合わせて飲む酒では、と僕は理解しました。
瀬戸内海の白身魚、鯛の刺身などに合わせたいですね。
ただ、今回飲んだのは、夜中の2時過ぎ。
暑くて寝られなくなって、生貯蔵を瓶ごとゴクゴクラッパ飲みしました。
でもそういったシチュエーションには、前記のように合ってないらしく、
どうも喉の渇きを癒せないのです。
そこでカクテルにしてみました。(^^)
ロックグラスの縁周りを、塩で囲って、生貯蔵を注いで、レモンを思いっきり搾りました。
和製ソルティドックです。
すると清涼感でいっぱいのお酒になりました。
コクの豊かさは損なわれたものの、フレッシュで酸味豊かな味わいは、
これはこれで美味しいお酒になっています。
その夜は、ぐっすり眠ることができました。
夏の暑い夜の安眠には、生貯蔵酒と塩を使ったカクテルがお勧めです。


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